キャリアが急落、22年9月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
キャリア<6198>は急落。16日の取引終了後、22年9月期の連結業績予想について、売上高を145億円から155億円(前期比9.3%増)へ、営業利益を2億円から3億円(同37.7%減)へ、純利益を9000万円から1億4000万円(同2.0倍)へ上方修正したものの、材料出尽くし感が強まっているようだ。
シニアケア事業において、昨年に引き続き大規模な新型コロナウイルスワクチン接種会場へ看護師を派遣したことなどが業績に寄与した。なお、あわせて発表した第2四半期累計(21年10月~22年3月)決算は、売上高76億2800万円(前年同期比27.7%増)、営業損益2億5700万円の黒字(前年同期5300万円の赤字)、最終損益1億5000万円の黒字(同6400万円の赤字)だった。