テイクツー・インタラクティブが決算受け上昇=米国株個別
ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ<TTWO>が前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスも公表しており、予想を下回る見通しを示した。
ただ、株価はポジティブな反応を示している。同社は「NBA・2K22」などの人気ゲームソフトが貢献したと発表。アナリストも同社のゲームソフトを高く評価しており、今後も堅調な収益が見込まれるとしている。
ビデオゲームのパイプラインが、複数年にわたる業績拡大を牽引する可能性を指摘。24年度には13億ドルの売上増が期待でき、25年度は継続的な成長と利益拡大が見込まれ、引き続き強気で見ているという。
(1-3月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.09ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:8.46億ドル(予想:8.70億ドル)
デジタル・オンライン:7.66億ドル(予想:7.84億ドル)
実店舗:0.8億ドル(予想:0.93億ドル)
(4-6月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.60~0.70ドル(予想:0.96ドル)
・売上高:7.00~7.50億ドル(予想:7.88億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.20~4.45ドル(予想:5.99ドル)
・売上高:37.5~38.5億ドル(予想:40.8億ドル)
(NY時間10:34)
テイクツー・インタラクティブ<TTWO> 120.27(+10.16 +9.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美