伊藤園は反落、連続営業増益見通しも市場予想下回り失望売り

材料
2022年6月2日 9時26分

伊藤園<2593>は反落。1日の取引終了後に23年4月期業績予想を発表し、営業利益を前期比6.4%増の200億円とした。前期に続き増益となる見通しを示したものの、市場予想では226億円程度が見込まれていただけに目先失望売りが出ているようだ。

売上高は同4.3%増の4180億円予想。純利益については、投資有価証券売却益や新型コロナウイルス感染拡大に伴う助成金収入があった前期の反動で同7.2%減の120億円となる見通し。年間配当予想は前期から据え置きの40円とした。

同時に発表した22年4月期決算は、売上高が4007億6900万円(会計基準変更に伴い増減率の記載なし)、営業利益が前の期比12.7%増の187億9400万円だった。主力の飲料・茶葉製品が堅調に推移したほか、コーヒーショップ「タリーズコーヒー」を手掛ける飲食関連事業が人流回復に伴い収益改善を果たしたことが寄与した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.