ボーイングは小幅安に留まる アナリストは問題解決を仮定して目標株価を209ドルに=米国株個別
きょうのNY株式市場は全面安の展開が見られる中、ボーイング<BA>は小幅安に留まっている。きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を209ドルに引き上げた。前日終値よりも57%高い水準。
中期的リスクは修正可能だが、737MAXと777Xのプログラムについては妥当な懸念でもあり、787についてはそれほど懸念していないと指摘。今後、問題が解決されると仮定して目標株価を209ドルに設定したとしている。
ただし、737MAXと777Xのみの問題解決の場合は、バリュエーションは現在よりも僅かに低くなるとたほか、3つのプログラムすべてが悪い方向に進んだ場合は約30%の下落リスクが見込まれるとも指摘した。
787の納入が間もなく再開され、737MAXが商業運航に戻ることを期待するが、これらの要因は大胆に変化するといよりも、段階的に良い方向に向かうという。
(NY時間10:47)
ボーイング<BA> 133.56(-0.16 -0.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美