ジーダットがカイ気配で水準切り上げる、液晶・OLEDパネル向け高精度ソルバー開発
ジーダット<3841>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、気配値のまま株価水準を切り上げている。同社は半導体回路や液晶パネルの自動設計ソフトを開発している。海外企業との連携にも積極的で高技術力に定評がある。
12日取引終了後、中国清華大学が設立したソフトベンダーEXCEEDA社の最新フローティングランダムウォーク法抽出エンジンを導入した液晶・OLEDパネル向け高精度・高速容量抽出ソルバーを開発したことを発表、これが株価を強く刺激する格好となっている。同商品は、解析サイズに制限なく高精度を保ったまま処理速度を10~100倍に向上させることを可能とするもので、今後国内外のパネルメーカーからの需要獲得が期待される状況にある。