買取王国が急反落、23年2月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
買取王国<3181>が急反落している。14日の取引終了後、23年2月期の単独業績予想について、売上高を52億円から55億円(前期比11.1%増)へ、営業利益を1億3300万円から2億1300万円(同9.3%増)へ、純利益を9100万円から1億4300万円(同17.1%増)へ上方修正したものの、株価は14日に年初来高値を更新するなど直近で上昇基調にあり、材料出尽くし感から売られているようだ。
既存店舗のリニューアルを進めているほか、トレーディングカードAI読取システムを一部の店舗に導入して、トレーディングカードの買取強化をしていることが奏功する。また、前期からおたから買取専門店業態を新たに出店したことも寄与する。
同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高13億8100万円(前年同期比16.9%増)、営業利益1億1100万円(同58.4%増)、純利益7200万円(同63.7%増)だった。