不二越は反落、上期営業利益は26%増も材料出尽くし感

材料
2022年7月15日 13時35分

不二越<6474>は反落している。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結決算は、売上高1220億9200万円(前年同期比9.0%増)、営業利益81億円(同25.9%増)、純利益58億3000万円(同30.3%増)と大幅営業増益となったが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

部品事業は、建設機械・産業機械・市販分野で需要が回復・拡大し、売上高は伸びたものの、原材料価格の高騰の影響などを受けて減益を余儀なくされた。ただ、機械工具事業は産業機械・市販分野で需要回復が進む工具と、電機・電子分野を中心としたロボット需要の拡大により好調に推移したほか、特殊鋼需要の回復と販売価格の引き上げなどにより、その他事業の採算も改善した。

なお、22年11月期通期業績予想は、売上高2500億円(前期比9.1%増)、営業利益170億円(同15.5%増)、純利益110億円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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