ディズニー小反発 アナリストは目標株価引き下げ=米国株個別
ディズニー<DIS>が小反発。先週はネットフリックス<NFLX>が決算で、加入者数の減少が予想ほどではなかったことで、ネットフリックスと伴に同社株も買い戻しが膨らんでいた。6月以来の100ドル台を回復している。
買い戻しの流れがきょうも続いているようだが、本日はアナリストからの目標株価を引き下げが伝わっていた。マクロ環境の減速を考慮して、同社の動画配信契約、テーマパーク事業、広告の見通しに必要な下方修正を行ったとしている。目標株価を従来の153ドルから130ドルに引き下げた。
ただ、ディズニー+の加入者数の純増が投資家の予想を上回って進行していると強気の姿勢は維持している。同社株は今年に入り下落が続いていたが、リセッション(景気後退)への懸念以上に、その下げの大半は動画配信への懸念だった。
(NY時間10:14)
ディズニー<DIS> 103.03(+0.31 +0.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美