ボーイングが続落 防衛部門の組合員が8月1日からスト決議=米国株個別
ボーイング<BA>が続落。防衛部門の3拠点を代表する組合の組合員、約2500人が会社からの契約提示を拒否し、8月1日からストライキを行うことを決議した。
国際機械工・航空宇宙労組837地区はウェブサイトで、「会社はわれわれの勤勉な組合員を犠牲にして毎年何十億ドルも儲け続けており、公正かつ公平でない契約を受け入れることはできない」との声明を発表した。組合によると、組合員からの年金を取り上げ、401(k)プランにも十分な補償をしていないという。ストライキはF-15、F-18、T-7A練習機、MQ-25無人給油機などの軍用機を製造する労働者に影響を与える。
これに対して経営側は、「強力で非常に競争力のある提案を拒否する日曜日の投票に失望している。ストライキが発生した場合、業務継続を支援するための緊急時対応計画を作動させている」と述べた。
(NY時間10:22)
ボーイング<BA> 156.46(-1.70 -1.07%)
INKABU PRESS編集部 野沢卓美