ミロク情報が後場急伸、中堅・中小企業向けERP製品好調で第1四半期営業利益60%増
ミロク情報サービス<9928>が後場急伸している。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高97億1600万円(前年同期比11.1%増)、営業利益15億300万円(同60.0%増)、純利益9億6500万円(同67.4%増)と大幅増益となったことが好感されている。
新ERPシステム「Galileopt DX」を中心に、中堅・中小企業向けのERP製品の売り上げが好調に推移したほか、新規顧客へのシステム導入に伴うソフトウェア保守収入が伸長した。また、顧問先企業向けの低価格なクラウドサービス(会計・給与)の利用社数の増加に加えて、ERP製品の一部をサブスクリプション型で提供したことによるソフトウェア使用料収入が大きく伸長したことも寄与した。
23年3月期通期業績予想は、売上高388億円(前期比6.0%増)、営業利益48億円(同0.2%増)、純利益29億円(同35.8%減)の従来見通しを据え置いている。