アンダーアーマーが決算受け上昇　通期見通し下方修正も、懸念ほど悲惨ではないとの見解＝米国株個別

スポーツ用品のアンダーアーマー<UAA>が取引開始前に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想範囲内となった。通期のガイダンスも公表しており、１株利益の見通しを下方修正している。

ただ、株価は堅調。アナリストからは「ガイダンスの下方修正は悪いニュースではあるが、恐らく一部の人が懸念しているほど悲惨なものではなかったであろう」との指摘が出ている。また、「パンデミック前と比較すれば健全であり、ここから継続的に上昇する可能性がある」との見解も聞かれた。

（４－６月・第２四半期）

・1株利益（調整後）：0.03ドル（予想：0.03ドル）

・売上高：13.5億ドル（予想：13.4億ドル）

シューズ：3.47億ドル

アパレル：8.68億ドル

ライセンス：0.28億ドル

北米：9.09億ドル

EMEA：2.05億ドル

中南米：0.49億ドル

アジア・太平洋：1.77億ドル

・営業利益（調整後）：0.44億ドル（予想：0.32億ドル）

・在庫：9.54億ドル（予想：9.51億ドル）

（通期見通し）

・1株利益（調整後）：0.47～0.53ドル（従来：0.63～0.68ドル）（予想：0.61ドル）

・売上高：5～7％増

（NY時間10:50）

アンダーアーマー<UAA>　9.46（+0.26　+2.83%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美