「グローバルニッチ」が24位にランクイン、景気先行き不透明で存在感増す<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「グローバルニッチ」が24位にランクインしている。
7月30日付の日本経済新聞朝刊で「世界景気の先行き不透明感が強まるなか、株式市場では特定の分野で技術力と高いシェアを持つ中小型のニッチトップ企業に投資マネーが流入しており、高値を付ける銘柄が目立っている」と報じられて以降、改めて「グローバルニッチ」銘柄への関心が高まっている。
グローバルニッチとは、特定の分野で高い技術力とシェアを持ち、国際市場で競争優位を確保している企業のこと。その特徴ゆえに値上げ力があり、業績が安定しやすいことから景気に左右されにくい。また、技術力を背景に次の成長株への期待も持てる。そのため、景気の先行き不透明感が強まるなかにあって、存在感が増しているようだ。
この日の関連銘柄では、4日の取引終了後に23年3月期の業績予想を発表し、営業損益を大幅黒字転換見通しとした大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が急伸し、油圧式杭圧入引抜機の技研製作所<6289>、屋外用防犯センサーや自動ドアセンサーのオプテックスグループ<6914>、コイル巻線機のNITTOKU<6145>などが堅調な動きとなっている。