個人投資家Rょーへー:相場の変化と今後の不安要素【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2022年8月6日 10時30分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Rょーへー氏(ブログ「デイトレで勝てない人のためのブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年8月5日11時に執筆

こんにちは。『デイトレで勝てない人のためのブログ』を運営しているRょーへーと申します。16年間デイトレードを続けていますが、最近の相場はかなり難易度が高く感じています。不安定な相場、暴落相場が続く今、デイトレードというスタイルに再度注目してみたいと思います。

■夏枯れ相場ながら強気相場

相場は確実に夏枯れ相場となっていて参加者は減っていますが、その中で日経平均株価、マザーズ指数ともに強気相場となっています。特にマザーズ指数が決算シーズンに上昇するのは久しぶりのことなので、相場全体の雰囲気が変わってきているように感じます。

前回までの決算シーズンはマザーズ銘柄が大きく売られ、決算通過でなんとか買い戻しが入るという展開でした。ですからこのタイミングで新興市場が強いというのは市場全体に少しの安心感を与えてくれると思います。

もちろん、だからと言ってここから本格化してくる決算相場が強気継続と決め付けられるほど相場は甘くないわけですが、それでも暗い雰囲気のまま決算を迎えるよりは良いと思います。雰囲気が良ければ急落があっても自律反発が起こりやすいですからね。

■出来高が少ない点には注意も

直近地合いは良好ですが、出来高、売買代金が増えているわけではありません。夏枯れ相場の特徴はそのまま出ている点を忘れるわけにはいきません。上昇の日は糸が切れた凧のようにフラフラと上昇し、下落の日は浮きを失った釣り糸のようにゆっくり下がり続けるのが夏枯れ相場の大きな特徴です。

実際買い手の買い上げ急騰というよりは、売り手不在によりゆっくりと時間をかけて上昇している印象が強いです。例年お盆明けには出来高も戻ってきて、それまでの動きとは全く別物になります。

よくトレードをしている銘柄の出来高や板の厚みが今までと同じかどうか。今後変化があるかどうかも注視していくことが重要だと考えます。

■今後の不安要素

雰囲気は良いものの、不安要素も少なくはありません。まずは決算ですが、新興市場の決算はいつも荒れます。主力銘柄の決算が悪ければ夏枯れ相場のうちに大きな下落となるリスクももちろんあります。

また、日本を巻き込むような地政学リスクも懸念されています。こればかりは起こらないことを願うばかりですが、こちらの動向も見ておきましょう。

そして6月から続いている暗号資産を先行指標相場です。主要通貨に目を向けると、イーサリアム(ETH)はしっかり戻しましたがビットコイン(BTC)は急落の起点となった6月12日の380万円まで全く戻せていません。

長期チャートはまだ下降トレンドのままなので、この価格帯で揉み合うのはあまり良い傾向ではありません。早い段階でもう一段階の上昇があるかどうか、また、暗号資産と株式市場の連動性が今後も続くのかどうか注目していきましょう。

今回はここまでですが、『デイトレで勝てない人のためのブログ』やYouTubeでは私が使っている負けない手法の内容やお役立ち情報を大量に載せました。是非『デイトレで勝てない人のためのブログ』と検索してご覧下さい。

あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。

多くの人に面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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執筆者名:Rょーへー

ブログ名:デイトレで勝てない人のためのブログ

《TY》

提供:フィスコ

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