エン・ジャパンがS高カイ気配、500万株を上限とする自社株買いを実施へ
エン・ジャパン<4849>がストップ高の2580円水準でカイ気配となっている。10日の取引終了後、上限を500万株(発行済み株数の11.13%)、または100億円とする自社株買いを発表しており、これが好材料視されている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高157億9100万円(前年同期比30.9%増)、営業利益18億200万円(同22.0%減)、純利益11億4400万円(同24.5%減)だった。採用需要が引き続き堅調に推移しており、求人サイトを中心に国内事業が増収増益となった。また、インド、ベトナムの業績も順調に拡大したが、投資事業と位置づける「HR-Tech engage」「人財プラットフォーム」への投資がかさんだ。ただ、会社側では売上高・利益ともに想定よりも順調なスタートとしており、これも好感されているようだ。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高620億円(前期比13.7%増)、営業利益30億8500万円(同68.0%減)、純利益21億1800万円(同68.0%減)の従来見通しを据え置いている。