シグマ光機が続伸、メディカル・ヘルスケア事業の合弁会社を設立へ
シグマ光機<7713>が続伸している。18日の取引終了後、各種のFA・LAロボットシステムの開発を手掛けるライオンパワー(石川県小松市)及び光学機器、精密機器の設計・製造を行うミナト光学工業(長野県飯田市)と合弁会社を設立すると発表しており、これが好感されている。
今回設立する合弁会社LMSは、ライオンパワーが持つ医療機器製造技術、プリント基板製造技術と、ミナト光学が持つ精密加工、組立・成型技術、更にシグマ光機が持つ光技術や販売ネットワークなどの個々の強みやナレッジを融合させることで、パーソナルかつポータブルで高品質なメディカル・ヘルスケア関連製品の提供を推進することを目的に設立。出資比率はシグマ光機47.05%、ライオンパワー47.05%、ミナト光学5.88%。なお、同件による23年5月期業績への影響は軽微としている。
同時にシグマ光機は、能登工場(石川県志賀町)並びに技術センター(石川県白山市)の各工場の増築・リノベーションを行うとともに、技術センター内に新工場棟2棟を建設すると発表した。