DTSがしっかり、米「カランス」を連結子会社化へ
DTS<9682>がしっかり。22日の取引終了後、「Calance(カランス)」ブランドで事業展開を行う米国のITサービス会社、パートナーズ・インフォメーション・テクノロジー社(カリフォルニア州、以下「カランス」)の株式の51%を取得し、連結子会社化すると発表したことが好感されている。
同社は17年にカランスと戦略的パートナーシップを組み、顧客のシステム構築対応やERP・SAP導入対応などを協働で実施してきたが、今回の出資により、更に強固な連携を図り、米国事業を強化するという。今後は、主要な顧客である金融機関だけではなく、さまざまな業界に向けてデジタルトランスフォーメーション(DX)などのソリューション系ビジネスを展開する。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。