「旅行」が15位、水際対策緩和や「都民割」再開などが追い風に<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 防衛
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3 パワー半導体
4 半導体
5 電気自動車関連
8 脱炭素
9 LNG
10 2022年のIPO
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「旅行」が15位となっている。
政府が新型コロナウイルスの水際対策を緩和する方針にあることが報じられている。日本への出入国時に求めているPCR検査を条件付きで免除するほか、入国者数の上限を2万人から5万人に引き上げる方向で検討しているという。こうした方針について、岸田首相がきょうにも表明する予定となっている。
新型コロナの感染拡大は依然として続いているが、ここにきて観光需要回復に追い風となる動きが出始めている。前述の水際対策緩和のほか、東京都民向けの観光支援策「都民割」が9月から再開されることが直近明らかとなった。また、各都道府県を対象とする都民割や県民割に代えて実施予定の「全国旅行支援」についても、感染状況の改善が確認でき次第速やかに実施される見通しにあることが伝わっている。
こうしたなか、株式市場では旅行関連株の注目度が再び上昇している。関連銘柄としては、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>といった空運株や、JR東日本<9020>をはじめとする鉄道株。また、旅行会社のエイチ・アイ・エス<9603>やKNT-CTホールディングス<9726>、HANATOUR JAPAN<6561>のほか、旅行関連サイトを運営するアドベンチャー<6030>、オープンドア<3926>、エアトリ<6191>などが挙げられる。