アクセルがストップ高カイ気配、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
アクセル<6730>はストップ高カイ気配となっている。21日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を113億円から134億円(前期比25.6%増)へ、営業利益を4億6000万円から12億2000万円(同45.4%増)へ、純利益を5億円から10億2000万円(同17.9%増)へ上方修正しており、これが好感されている。
世界的なサプライチェーンの混乱や半導体市況の需給逼迫の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きが見られることを背景に、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売見通しを45万個から47万個へ引き上げたことが要因。また、メモリモジュール製品が顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなったことや、営業外収益にNEDO助成金収入を見込んでいることも寄与する。
また、業績予想の修正に伴い、40円としていた期末一括配当予想を63円(前期40円)に引き上げた。