WNIウェザは軟調、国内有力証券は「B+」へ引き下げ
ウェザーニューズ<4825>は軟調。岩井コスモ証券は18日、同社株の投資判断を「A」から「B+」へ引き下げた。目標株価は7700円(従来8700円)とした。同社の第1四半期(6~8月)の連結営業利益は前年同期比10.3%減の4億7200万円と減益で、ややネガティブな着地となった。ソフトウエア関連の人材強化やテレビCMなどの広告宣伝費が増加したことなどが響いた。23年5月期の同利益は前期比10.2%増の32億円の見通し。第2四半期以降は、世界景気の減速やマクロ環境が悪化しているからこそ、効率的な航路情報を提供する同社の気象情報サービスへの需要増加によって業績が改善すると考えられる。しかし、一方で世界景気減速によって同社サービスへの需要が減少する可能性もあるため、第2四半期以降の業績改善を確認する必要がある、とみている。
最終更新日:2022年10月19日 14時52分