ペガサスが急動意、為替の円安メリットを材料に投資資金が攻勢
ペガサスミシン製造<6262>が急動意、前日比61円高と値を飛ばし900円台を大きく回復した。工業用ミシンを製造するが、編み物の縫製を行う環縫いミシンでは業界シェアトップの実績を持つ。また自動車用金型部品も製造しており、同分野でも高い商品競争力を有している。海外売上高比率は94%と際立って高いことが特長だ。足もとでは日米金利差拡大を背景に外国為替市場で足もと1ドル=149円近辺の推移とドル高・円安が進んでおり、今3月期通期想定為替レートを1ドル=120円に設定している同社にとっては、高水準の為替メリットが期待される状況にある。これを材料視する投資資金が攻勢をかけている。