三菱UFJは9連騰と異彩の戻り足、経済再開で国内資金需要の増加を見込む

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2022年10月26日 10時15分

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は異彩を放つ戻り足を形成、きょうで9連騰と気を吐いている。今週末に日銀の金融政策決定会合の結果と黒田日銀総裁の記者会見を控えるが、国内のインフレ圧力は徐々に高まってはきているものの、基本的な金融政策路線に変更はなさそうだ。米国においても債券への売り圧力はひと頃より緩和されており、前日は米10年債利回りが4.1%近辺まで大きく水準を切り下げるなど、同社をはじめメガバンクにとってそれほどポジティブな材料は見当たらない。

しかし、市場では「ここ政策主導でリオープン(経済再開)を後押しする動きが鮮明で、訪日外国人の入国規制の大幅緩和などでインバウンドも期待される状況にある。これに伴い国内の資金需要も徐々に伸びてくることが予想され、銀行には追い風となる」(中堅証券ストラテジスト)と指摘している。PER、PBR、配当利回りなどからみても同社株は割安感が顕著であり、「直近、信用取組の需給改善効果も上値を軽くしている」(同)という。

出所:MINKABU PRESS

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