ボーイングが3日続伸 投資家説明会を受けての流れ続く エアキャップの指摘もフォロー=米国株個別
きょうは産業株への買いが目立っており、その中でもボーイング<BA>が3日続伸。前日開催した投資家説明会を受けての買いが続いている。投資家説明会でカルフーンCEOは「2020年代半ばまでに年100億ドルのフリーキャッシュフロー(FCF)の創出を見込んでいる」と述べていた。
さらに本日は、航空機リースのエアキャップ<AER>が「航空需要が堅調でリース航空機やエンジンの新品・中古ともに需要が伸びている」と述べたこともフォローとなっているようだ。
アナリストは「同社が前日の投資家説明会で見通しを明確にしたことで、いくつかの懸念が緩和されている。証券会社のコンセンサス予想はすでに2025年に100億ドルに達しているが、投資家サイドは懐疑的に見ていた。しかし、前日からの動きは、投資家サイドが経営陣の見通しを肯定的に受け入れたことを意味する」と述べている。
「ボーイングにはまだやるべきことがたくさんあるが、最悪の事態は脱し、現在はFCFがいつ黒字を回復するのか探る段階に入っている」とも付け加えた。
(NY時間13:50)
ボーイング<BA> 156.31(+8.90 +6.03%)
エアキャップ<AER> 53.61(+2.05 +3.98%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美