プラグパワーが決算受け上昇 収益力には懸念も=米国株個別
水素ステーションなどの燃料電池システムや電動リフトトラックなどを手掛けるプラグパワー<PLUG>が前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を大きく下回ったほか、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだ。
ただ、株価は上昇して始まっている。同社は2026年及び2030年の売上高目標をそれぞれ50億ドルおよび200日線億ドル、営業利益率目標をそれぞれ17%および22%とするガイダンスは再確認した。
アナリストは「利益は厳しいが、製品規模が拡大し、同社が自社のグリーンH2発電に移行するにつれて、2023年にはこれが可能になると経営陣は確信している。ただ、同社の業績は不安定なため、利益を牽引する力を示す責任がある」と述べた。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.30ドル(予想:-0.23ドル)
・売上高:1.89億ドル(予想:2.37億ドル)
・粗利益率(調整後):60.4%(予想:61.6%)
・EBITDA(調整後):0.37億ドル(予想:0.37億ドル)
(通期見通し)
・売上高:14億ドル
(NY時間10:05)
プラグ・パワー<PLUG> 15.51(+0.70 +4.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美