片倉コープが後場急騰、23年3月期業績及び配当予想を上方修正
片倉コープアグリ<4031>は後場急騰。午後2時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、売上高を465億円から529億円(前期比35.8%増)へ、営業利益を14億円から25億円(同2.2倍)へ、純利益を9億円から16億円(同56.5%増)へ上方修正し、50円としていた期末一括配当予想を89円(前期57円)に引き上げると発表しており、これを好感した買いが入っている。
原料価格の高騰を背景に今後の肥料価格値上がりを見越した駆け込み需要に加え、安定供給のために保有している原料及び製品在庫の在庫益が見込まれることが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高228億5500万円(前年同期比33.3%増)、営業利益19億4700万円(同3.9倍)、純利益12億9300万円(同2.5倍)だった。