東京株式(前引け)=反発、円高進行は重荷でTOPIXはマイナス

市況
2022年12月5日 11時49分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比30円84銭高の2万7808円74銭と小幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億4217万株、売買代金概算は1兆3438億円。値上がり銘柄数は462、対して値下がり銘柄数は1302、変わらずは72銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は日経平均が前週末終値近辺で強弱観を対立させ、2万7000円台後半の狭いゾーンでもみ合う展開となった。前週末の米国株市場では、注目された11月の米雇用統計が市場コンセンサスを上回る強い内容となり、インフレ懸念からいったんは下値を探る展開となったが、その後は持ち直しNYダウは小幅ながら上昇した。ただし、外国為替市場では円高が急速に進んだことで、きょうの東京市場ではこれが輸出セクター中心に上値を重くする材料となっている。日経平均寄与度の高い値がさ株が買われたことからプラス圏を維持して前場の取引を終えたものの、TOPIXはマイナス圏で引けている。値下がり銘柄数が値上がり数を大幅に上回った。

個別では、きょうも売買代金で群を抜くレーザーテック<6920>が堅調、大商いのファーストリテイリング<9983>も大幅高。エーザイ<4523>が活況高となり、日本製鉄<5401>も値を上げた。ファナック<6954>が高く、資生堂<4911>も買われた。ハークスレイ<7561>が値上がり率トップとなり、テモナ<3985>は商いを伴い急伸。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、日本郵船<9101>も利食いに押された。オリンパス<7733>が売られ、日立製作所<6501>も下落した。BEENOS<3328>が急落、日本電波工業<6779>も大幅安。アインホールディングス<9627>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.