豪ドル週間見通し:弱含みか、豪ドル買い・円売りポジションの調整余地見極め

通貨
2022年12月24日 13時38分

■日銀が事実上の金融引き締めとの見方から円買い強まる

今週の豪ドル・円は下落。豪準備銀行(中央銀行)の12月理事会議事要旨で金利据え置きも検討したことが明らかになり、リスク選好的な豪ドル買いは後退。また、日本銀行が金融政策決定会合で長期金利の許容変動幅の拡大を決定したことで、事実上の引き締めとの見方から円を買い戻す動きが急速に広がった。取引レンジ:87円03銭-92円02銭。

■弱含みか、豪ドル買い・円売りポジションの調整余地見極め

来週・再来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の12月理事会議事要旨で金利据え置きも検討したことが判明も、市場では中銀金利見通しの「23年半ばに3.5%前後でピーク」へ向けて追加利上げ継続観測が根強い。一方、日銀は12月の金融政策決定会合で、「長期金利の変動幅を、従来の±0.25%程度から±0.5%程度に拡大する」と決定し、事実上の引き締めとの見方に。これから金融緩和縮小に向けた動きが注目されることになり、豪ドル買い・円売りポジションの調整余地見極めが必要か。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・特になし

予想レンジ:86円00銭-91円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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