欧米為替見通し:ドル・円は主に132円台でもみ合う展開か

通貨
2022年12月26日 17時25分

26日の欧米外為市場では、ドル・円は主に132円台でもみ合う展開を予想する。欧米主要国の金融市場はクリスマスのため休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み。

日本銀行は先週19-20日に開催した金融政策決定会合で、大方の予想に反して長期金利の許容変動幅を0.25%から0.50%に拡大することを決めた。日本銀行の黒田総裁は12月26日、日本経済団体連合会の審議員会で講演を行い、「(政策修正は)金融緩和を持続的かつ円滑に進めていくための対応であり、出口の一歩ということでは全くない」と述べた。長期金利の許容変動幅を拡大した理由について、黒田総裁は先週の会見でも「市場機能を改善することが目的であり、利上げや金融引き締めではない」と説明したが、市場参加者の多くは実質的な金融引き締め、利上げと受け止めている。市場では日銀の次の一手に対する関心が高まっており、一部の市場参加者は「インフレ関連のデータ次第で来年前半にも追加的な措置を講じる可能性がある」と指摘している。

【今日の欧米市場の予定】

・ドイツ、米国、カナダ、英国などの金融市場は休場

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.