ペプドリが急反騰、イーライリリーと新規PDCに関する共同研究・ライセンス契約を締結
ペプチドリーム<4587>が急反騰している。26日の取引終了後、米イーライ・リリー<LLY>と新規のペプチド―薬物複合体(PDC)の創製・開発に関する共同研究及びライセンス契約を締結したと発表したことが好感されている。
今回の契約締結により、ペプドリは独自の創薬開発プラットフォーム「PDPS」を活用し、目的とする細胞・組織にペイロードを送達するためにイーライリリー社が選定した複数のターゲットに対して、高い結合性を有する特殊環状ペプチドを同定する。また、共同研究から創製されたPDC製品の開発はイーライリリー社が実施する。ペプドリはイーライリリー社から契約一時金を受け取るほか、今後開発、承認、販売マイルストーンフィーとして総額で最大12億3500万ドルを受け取る可能性があるほか、ペプドリは製品化後の売上高に応じたロイヤルティーを受け取る権利を有するようになる。なお、22年12月期業績への影響は現在精査中としている。