「少子化対策」が14位にランクイン、岸田首相が異次元の対策に取り組むことを表明<注目テーマ>
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8 金利上昇メリット
9 インド関連
10 子育て支援
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「少子化対策」が14位にランクアップしてきている。
岸田首相が1月4日の年頭記者会見で、異次元の少子化対策に取り組む方針を表明したことがテーマとしての関心を高めることにつながっている。対策としては、「児童手当などの経済的支援の強化」「幼児教育や保育サービスの量・質両面からの強化と産後ケア、一時預かりなどの支援拡充」「育児休業制度の強化を含めた働き方改革の推進」を3本柱に掲げており、小倉將信少子化対策担当大臣に具体策の取りまとめを指示する考えを表明。また、4月に発足するこども家庭庁の下、今の社会において必要とされるこども政策を体系的に取りまとめた上で、6月の骨太方針までに将来的なこども予算倍増に向けた大枠を提示するとしている。
少子化は単に結婚や出産だけの問題ではなく、経済の停滞や格差社会の進行などの社会的な問題とも密接にかかわっており、文字通りの待ったなしの課題であることから、株式市場でも関心が高い。この日は「子育て支援」も10位にランクされており、あわせて注目されている。この日の関連銘柄では、グローバルキッズCOMPANY<6189>、テノ.ホールディングス<7037>、Kids Smile Holdings<7084>などが上昇している。