ジョンソン&ジョンソンが決算 1株利益は予想上回る 株価は横ばい=米国株個別
ジョンソン&ジョンソン(J&J)<JNJ>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。売上高は4.4%の減収となった。売上減少について同社は「ドル高とワクチンの売上減によるものだ」と説明している。
ただ、2023年度の通期ガイダンスも公表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益が予想を上回ったことが好感されている模様。アナリストからも通期のガイダンスには励まされると述べている。
同社のドゥアトCEOは「2022年はマクロ経済の課題にもかかわらず、3つの事業セグメントの継続的な強さと安定性が反映された」と述べた。
株価は横ばいで推移している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.35ドル(予想:2.23ドル)
・売上高:237.1億ドル(予想:238.6億ドル)
医薬品:131.6億ドル(予想:130.3億ドル)
イムブルビカ:8.66億ドル(予想:9.01億ドル)
レミケード:4.75億ドル(予想:5.70億ドル)
ステラーラ:23.9億ドル(予想:24.4億ドル)
ザイティガ:2.70億ドル(予想:3.68億ドル)
イグザレルト:6.67億ドル(予想:6.79億ドル)
シンポニー:5.01億ドル(予想:5.35億ドル)
インボカーナ:0.91億ドル(予想:1.03億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):10.45~10.65ドル(予想:10.35ドル)
・売上高:969~979億ドル(予想:979億ドル)
(NY時間09:49)
ジョンソン&ジョンソン(J&J)<JNJ> 168.39(+0.08 +0.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美