エムケー精工が3日ぶり反落、23年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
エムケー精工<5906>は3日ぶりに反落。26日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を255億円から265億円へ、営業利益を8億円から13億円へ、純利益を6億円から8億5000万円へ上方修正したが、材料出尽くし感から目先利益確定売りが強まっているようだ。
政府助成事業開始に伴い、モビリティ&サービス事業において、SS(サービスステーション)向けの門型洗車機、灯油配送ローリー、デジタルサイネージの売り上げが予想を上回る見込みとなった。売上高の増加による売上総利益の増加に加え、工場稼働率の向上による製造原価率の低減の影響などが要因としている。
なお、収益認識に関する会計基準の適用により、前期との比較はない。同時に発表した第3四半期の累計(22年3月21日~12月20日)決算は、売上高212億4200万円、営業利益16億4900万円、純利益12億200万円だった。