OLCが今期業績予想を上方修正、4月に従業員賃金を平均7%引き上げへ
オリエンタルランド<4661>はこの日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は4421億2800万円から4646億7100万円(前期比68.5%増)、最終利益は559億1700万円から681億2200万円(同8.4倍)に引き上げた。同時に、今年4月からのパートやアルバイトを含む従業員の賃金改定も発表。従業員平均で約7%賃金が増加するという。
10~12月期に実施したハロウィーンとクリスマスのスペシャルイベントや、東京ディズニーシーの新規ナイトエンターテインメントの公演が好調だった。政府のイベント割事業や全国旅行支援事業によるレジャー需要の回復を背景に入園者数も増加した。テーマパークの年間入場者数の予想も引き上げ、これまでの発表に比べ5%増の2100万を見込む。