システムサポート---2Qも2ケタ増収増益、クラウドインテグレーション事業が好調に推移
システムサポート<4396>は9日、2023年6月期第2四半期(22年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.2%増の92.11億円、営業利益が同26.4%増の7.43億円、経常利益が同27.8%増の7.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.4%増の5.08億円となった。
クラウドインテグレーション事業の売上高は前年同期比52.2%増の23.94億円、セグメント利益は同58.1%増の3.74億円となった。システムの維持運用の効率化に向けたクラウドサービスやITシステム基盤等のクラウドサービス利用支援分野の受注が好調に推移した。
システムインテグレーション事業の売上高は前年同期比8.2%増の55.43億円、セグメント利益は同16.8%減の1.60億円となった。ERPパッケージ利用支援分野やデータベース等のインフラ構築関連が堅調に推移した。
アウトソーシング事業の売上高は前年同期比15.4%増の8.61億円、セグメント利益は同18.9%増の1.09億円となった。AI関連サービス等を含めたデータセンター業務について受注は好調に推移した。
プロダクト事業の売上高は前年同期比16.8%増の3.45億円、セグメント利益は同44.9%増の0.91億円となった。建て役者(建築業向け工事情報管理システム)及びSHIFTEE(クラウド型シフト管理システム)等の販売が好調に推移した。
海外事業の売上高は前年同期比35.8%増の0.67億円、セグメント利益は同22.6%増の0.25億円となった。
2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比11.7%増の180.93億円、営業利益は同21.7%増の14.56億円、経常利益は同22.0%増の14.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.1%増の9.82億円とする期初計画を据え置いている。
《NS》