オーミケンシがS高、ランフラットタイヤ向け新素材巡る思惑広がる
オーミケンシ<3111>がストップ高の水準となる前日比80円高の382円に買われ、その後同水準でカイ気配となっている。同社などが特許を出願した「カーボンナノチューブ含有セルロース繊維およびその製造方法」の登録情報が伝わっている。2020年8月に、パンクをしても一定の距離を走行できるタイヤ向けの新素材を同社が開発したと報じられ、株価が急騰した経緯があった。今回の特許はこの新素材に関連しているとの思惑が広がる格好となり、実用化に伴う業績拡大を期待した投資家の買いを集めたようだ。