オーウエルが後場急上昇、独自技術を活用した航空機の飛行実証実験で良好な結果
オーウエル<7670>が後場急上昇している。午後2時ごろ、同社独自の「塗膜形成技術」を活用したリブレット(微細な溝構造)技術が、航空機の飛行実証実験で良好な結果を得たと発表しており、好材料視されている。
同実証実験は、同社と日本航空<9201>、ニコン<7731>及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22年7月から進めており、航空機の燃費改善によるCO2排出量削減を目指した、世界で初めて機体外板の塗膜上にリブレットを施工した航空機による飛行実証試験。JAXAで摩擦抵抗低減効果が確認されたリブレットを、オーウエル及びニコンが有する加工技術を用いて、ボーイング737-800型機1機ずつ計2機の機体の胴体下部に局所的にリブレットを施工し、形状を定期的に測定する耐久性飛行試験を行った結果、いずれも十分な耐久性を有することが確認されたとしている。