三菱UFJなどメガバンクは売りに押される、米金融株安と日銀決定会合にらみ思惑が錯綜
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクは売りに押される展開。きょう予定される日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、金融緩和政策の修正があるのかどうかにマーケットの関心が高い。市場では「可能性としては低いが、イールドカーブ・コントロールの撤廃もしくは許容変動幅拡大などに動くケースも考えられ、もしそうなった場合、全体相場は下げ加速となるが、銀行株にはポジティブサプライズとなる」(ネット証券マーケットアナリスト)という声がある。ただ、前日の米国株市場でNYダウが急落し、特に金融セクターの下げが目立ったこともあって、東京市場でも足もと銀行株には思惑が錯綜している。