東京株式(前引け)=263円高、円安も追い風で買い膨らむ
31日前引けの日経平均株価は前日比263円82銭高の2万8046円75銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億6927万株、売買代金は1兆4949億円。値上がり銘柄数は1244、値下がり銘柄数は516、変わらずは74銘柄だった。
日経平均株価は反発。金融システム不安が後退するなか、前日のNYダウが上昇したことも追い風となり、2万8000円台を回復してスタートした。為替は1ドル=133円台へ円安が進行したことも買い安心感を呼んだ。日経平均株価は一時340円を超す上昇となったが、買い一巡後は売りに押され上昇幅はやや縮小した。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、ソフトバンクグループ<9984>や日本製鉄<5401>、トヨタ自動車<7203>もしっかり。半面、日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が安く、メルカリ<4385>やSMC<6273>が軟調だった。