フジプレアムが大幅続伸、政府がペロブスカイト型太陽電池の普及支援と報じられる
フジプレアム<4237>が続急伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「政府は『曲がる太陽電池』を2030年までに普及させる方針を打ち出す」と報じられており、なかで「計画の柱の一つが『ペロブスカイト型太陽電池』と呼ぶ次世代パネルの30年までの実用化だ」と紹介されたことを受けて、京都大学とともに量産化に向けた開発を進めている同社に買いが流入しているようだ。
記事によると、政府は4日にも関係閣僚会議を開き、再生エネの導入拡大に向けた実行計画を取りまとめるとしている。国内企業の量産を支援し、公共施設や駅、学校などで導入するようにするとあることから、国内企業のビジネスチャンス拡大が期待されており、同社のほか、21年4月にペロブスカイト太陽電池事業への参入を表明し量産化への取り組みを進めるホシデン<6804>や、主な材料であるヨウ素を製造するK&Oエナジーグループ<1663>、伊勢化学工業<4107>なども買われている。