明日の為替相場見通し=米ISM製造業景況指数に注目
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米ISM製造業景況指数が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=133円20~134円00銭。
米3月ISM製造業景況指数は2月の47.7に対して47.5へ若干の低下が予想されている。同景況指数が低下した場合、インフレ懸念の後退から金利の低下要因に働きそうだ。ただ、気になるの原油相場で石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成される「OPECプラス」は想定外の減産で合意し、時間外取引の原油価格が急伸した。原油上昇はインフレ要因となるだけに、原油価格動向も注目したい。