不二越が続落、第1四半期最終減益と低調な進捗率を嫌気
不二越<6474>が続落した。5日の取引終了後、23年11月期第1四半期(22年12月~23年2月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比6.9%減の22億1600万円だった。通期計画に対する進捗率は約18%にとどまっており、嫌気されたようだ。
売上高は同9.7%増の658億2500万円だった。機械工具事業は電機・電子分野やEV(電気自動車)関連でのロボットの拡販などにより増収増益となった。一方、部品事業では自動車・建設機械分野の一部で生産調整の影響があったほか、原材料・エネルギー価格の高騰などの影響を大きく受けたことにより営業減益となった。