今日の為替市場ポイント:聖金曜日の祝日で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み

通貨
2023年4月7日 7時59分

6日のドル・円は、東京市場では130円78銭から131円49銭まで反発。欧米市場では131円00銭まで下げた後、一時131円90銭まで反発し、131円78銭で取引終了。本日7日のドル・円は主に131円台で推移か。欧米主要国は聖金曜日の祝日となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み。

6日の米国債市場で長期債利回りは下げ渋った。3月米雇用統計が7日に発表されることから、この日はポジション調整的な取引が主体となったが、5月利上げを想定した売買が観測された。7日に発表される3月米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+23.5万人程度、失業率は3.6%と予想されている。非農業部門雇用者数が市場予想と一致または上回った場合、5月利上げの可能性は高まり、ドル買い材料となりそうだ。なお、平均時間給の上昇率は4%台をしばらく維持する見込みだが、今年後半にかけて3%台前半まで鈍化するとの見方が出ており、3月の平均時給の伸びが市場予想とおおむね一致してもドル買い材料にはならない可能性がある。

《CS》

提供:フィスコ

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