きちりホールディングス---3Qは2ケタ増収、順調に新規店舗を出店
きちりホールディングス<3082>は12日、2023年6月期第3四半期(22年7月-23年3月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比69.4%増の78.70億円、営業損失は1.27億円(前年同期は9.94億円の損失)、経常損失は3.23億円(同3.16億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.83億円(同4.19億円の利益)だった。
同社グループは飲食事業において、新規7店舗をオープンした。いしがまやハンバーグ業態では、2022年8月、愛知県名古屋市の商業施設「mozo ワンダーシティ」内にて、フードコートスタイル初出店となる「ハンバーグ&ステーキ いしがま工房」、2022年11月、大阪府堺市の商業施設「ららぽーと堺」内にて、関西2号店となる「いしがまやハンバーグ ららぽーと堺」、の2店舗をオープンした。
VEGEGO業態では、2022年11月、大阪府堺市の商業施設「ららぽーと堺」内にて、関西2号店となる「VEGEGOオヌレシクタン&cafeららぽーと堺」、千葉県柏市の商業施設「セブンパークアリオ柏」内にて、「VEGEGOオヌレシクタン&cafeセブンパークアリオ柏」、愛知県春日井市の商業施設「イーアス春日井」内にて、VEGEGO業態の中部地方初出店となる「VEGEGOオヌレシクタン&cafeイーアス春日井」、2023年2月、埼玉県さいたま市の商業施設「イオンモール浦和美園」内にて、「VEGEGOオヌレシクタン&cafeイオンモール浦和美園」、の4店舗をオープンした。
焼き肉業態では2022年11月、東京都昭島市にて焼き肉業態の2号店、同社ロードサイド店舗として初出店となる「肉の満牛萬 昭島」をオープンした。肉の満牛萬は都市部立地と郊外ロードサイド立地の双方で展開可能な業態に育てていくことを目標として、郊外ロードサイドで市場を拡げる他の焼肉食べ放題ブランドとは一線を画した顧客満足を生み出し、焼肉屋の新たなスタンダードを確立していくとしている。
プラットフォームシェアリング事業については、外食企業向けの更なるプラットフォーム強化を進めると共に、異業種のブランドホルダーに対する出店支援コンサルティング業務の提供も増加している。
フランチャイズ事業については、ハンバーグ業態にて、西日本最大級の総合スーパーであるイズミが展開するショッピングセンター「ゆめタウン」への出店を行っている。
2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比41.6%増の98.00億円、営業利益が1.60億円、経常利益が同63.5%減の1.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.9%減の0.50億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》