オリエン白石は大幅続伸、伊藤忠と資本・業務提携
オリエンタル白石<1786>はカイ気配スタートで大幅続伸。16日の取引終了後、伊藤忠商事<8001>との資本・業務提携を発表しており、これが買い手掛かりとなっている。
オリエン白石が持つ技術・ノウハウと伊藤忠のネットワークを活用し、橋梁インフラメンテナンス事業の強化や事業領域の拡大などを図る。伊藤忠はオリエン白石が実施する第三者割当増資を引き受け、同社株の12.26%(増資後、議決権ベース)を握る筆頭株主となる見通し。
あわせて、オリエン白石は26年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。国土強靱化やインフラ老朽化対策といった社会的課題の解決などに取り組み、最終年度に売上高730億円(今期予想比5.8%増)、営業利益62億円(同19.2%増)を目指す。株主還元の目標は配当性向50%以上、総還元性向70%程度とした。