アンジェスは4日続落、新株予約権発行で希薄化懸念
アンジェス<4563>は大幅安で4日続落。26日の取引終了後、BofA証券を割当先とする第三者割当により、第43回新株予約権を発行すると発表。将来的な1株利益の希薄化や株式需給の悪化を懸念した売りが出ている。
発行新株予約権数は44万6393個(潜在株数4463万9300株)で、希薄化率は議決権ベース(2022年12月末時点)で24.99%となる見込み。調達資金約54億1847万円(手取り概算額)は、慢性動脈閉塞症のHGF遺伝子治療薬「コラテジェン」の正式承認に向けた製造販売費用や、グローバルでの製品価値最大化のための研究開発費用などに充てる。