フォーバル---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
フォーバル<8275>は26日、資本コストや株価を意識した経営の実現の対応を発表。
同社は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けてF-Japan戦略を推進し、産官学の協力によるGDXアドバイザーの創造、GDXアドバイザー向けの新たな貸出ビジネスの創造、中小企業経営のための情報分析プラットフォーム「きづなPARK」の質的・量的拡充、中小企業に対するスコアリングの実現に向けて優先に投資している。伴走型経営アドバイスによる顧客である中小・小規模企業の利益向上、成長が同社の成長につながるものと考えており、そのためF-Japan戦略に積極的に投資するために、資本収益性を意識した経営を行っている。
株主をはじめとするステークホルダーの期待に応え、持続的な成長と企業価値向上を実現するために、経営資源の配分である配当施策を実施し、また役員、従業員に対し中長期的なインセンティブの付与及び株主価値の共有を目的として譲渡制限付株式報酬制度を導入している。
同社は現在経営計画に係る具体的な数値は非公表。2023年3月期のROICは税引き後営業利益の減少により前年同期比1.3減となっているが、中小企業のGDX化の伴走型アドバイザーとして確固たる地位の確立を目指すことに投資を集中することで、資本コストを上回る資本収益性の継続的向上を目指すとしている。
《SI》