FCE Holdings---FCE プロセス&テクノロジー、KMT 研究所と事業譲渡契約締結
FCE Holdings<9564>は29日、子会社のFCE プロセス&テクノロジーがKMT 研究所が運営するソフトウェアVisual Center1及びVisual CenterXに関する全事業を譲り受けることに関し、事業譲渡契約を締結したことを発表。
同社は、主にDX推進事業と教育研修事業を展開している。FCE プロセス&テクノロジーは、RPA「ロボパット DX」の開発・提供を行い、顧客企業のDXの実現を推進している。KMT 研究所は、ユーザー・インタフェースを備えた情報管理ソフトウェアであるVisual Center1など、DB(データベース)に関する知見や技術を有している。FCE プロセス&テクノロジーは、RPA「ロボパット DX」とKMT 研究所のDB技術によるシナジー創出を企図した研究開発を行ってきた。今後、更に研究開発を進めるにあたり、FCE プロセス&テクノロジーがKMT 研究所の事業を7月1日(予定)に譲り受ける。譲受価格は0.36億円で、現金決算である。KMT 研究所に所属する全役職員(4名)は、同社と雇用契約又は業務委託契約を締結予定である。
同事業譲受により、FCE プロセス&テクノロジーは、RPA「ロボパット DX」のRPAとしての機能に加えて、付加価値の創出が期待できる。同社は、KMT 研究所に所属する高度なソフトウェアの開発や設計といったエンジニアの人的資本が同社に加わることで、新規事業の創出及び商品力強化に繋げていく。
《SI》