ルネサスは頑強、国内大手証券は強気評価を継続し目標株価3200円に増額
米国市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落し、半導体株の重荷となるなか、ルネサスエレクトロニクス<6723>が朝安後に一時プラス圏に浮上するなど、頑強な動きとなっている。SMBC日興証券が6日、ルネサスの投資評価について最上位の「1」を継続したうえで、目標株価を1930円から3200円に引き上げた。収益性やトップラインの成長など、これまでの課題に対処し、着実に結果を出していると指摘。来期には復配が見込まれ、バリュエーションのディスカウントも更に解消に向かう可能性が高いと評価した。