決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … 霞ヶ関C、クラウディア、アドヴァンG (6月30日~7月6日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 クラウディア <3607>
23年8月期の連結経常利益を従来予想の3億8000万円→5億2000万円(前期は6億8600万円)に36.8%上方修正し、減益率が44.6%減→24.2%減に縮小する見通しとなった。
★No.2 霞ヶ関C <3498>
23年8月期の連結経常利益を従来予想の27億円→38億円(前期は17.3億円)に40.7%上方修正し、増益率が55.9%増→2.2倍に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.3 アドヴァンG <7463>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比75.3%増の62.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の22.5億円に対する進捗率が276.5%とすでに上回り、さらに5年平均の52.5%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3607> クラウディア 東S +19.06 6/30 3Q 14.46
<3498> 霞ヶ関C 東G +17.58 7/ 4 3Q 黒転
<7463> アドヴァンG 東S +6.36 7/ 5 1Q 75.32
<4361> 川口化 東S +3.98 7/ 3 上期 -33.62
<3353> メディ一光G 東S +1.66 7/ 3 1Q 8.33
<9872> 北恵 東S +1.43 7/ 3 上期 13.69
<2789> カルラ 東S +0.24 7/ 5 1Q 1062.50
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース