SCSKが急伸し年初来高値を更新、システム開発案件増加し4~6月期最終益29%増
SCSK<9719>が急伸し、年初来高値を更新した。前週末28日の取引終了後に発表した24年3月期第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比8.6%増の1133億7100万円、最終利益は同28.6%増の90億700万円だった。増収率は通期における計画(前期比5.4%増)を上回ったほか、営業利益率も2ケタ台に乗せており、好決算を評価した買いを集めたようだ。
4~6月期は通信業向けネットワーク機器の販売は減少したものの、システム開発案件は増加し、検証サービス・BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)ビジネスなどが好調に推移した。システム開発案件と保守・サービス分野における利益率の向上も寄与した。