スターバックス、創業者シュルツ氏が本日をもって取締役退任=米国株個別
時間外でスターバックス<SBUX>にやや売りが出ている。創業者シュルツ氏が、本日をもって取締役を退任することが伝わった。1987年にスターバックスを元のオーナーから買い取ったシュルツ氏は、同社を米国から日本まで3万6000以上の店舗を持つ世界的なコーヒー大企業に育て上げた。
70歳のシュルツ氏はCEOを3度務め、後継者たちの下で経営が行き詰まった後、2度復帰して会社の舵取りをした。昨年は同社を率いる初の社外CEOとして、ベテラン経営者のナラシマンCEOを選び育てた。
また、同社は元アリババの上級顧問を務めたチャン氏を10月1日から取締役に任命する人事を発表した。同氏は以前、アリババの国際ビジネスとメディア戦略を率いていた。スターバックスにとって2番目に大きな市場である中国は、成長の見通しにとって極めて重要。
(NY時間16:24)時間外
スターバックス<SBUX> 96.17(-0.76 -0.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美